走行5万8千キロ、サーキット走行18回目にして、ついにエンジンブローしてしまいました。 大変悲しい…出来ことですが、立ち止まっているわけにはいきません。 一週間頭を悩ませ、決めたメニューは次の通りです。
ヘッドには若干の歪みがあったそうで、面研したそうです。 特に2番、3番の付近が歪んでおり、冷却水漏れが起きていました。 205の3Sは、サージタンクの形状がイマイチで、どうしても2番・3番にエアーが多くなり、 燃調が均一にならない傾向があるようです。対策として、 カルディナのサージタンクを流用している車も多いですね。
メタルはTRD製品が欠品の為、残念ながら純正交換。
他、工賃節約の為、エンジンマウント(TRD)と、クラッチ(OS技研)を交換。
コンロッド、カムや2.2L化は、今回見送りました。
現在慣らし中なのですが、2000rpmからでも、回転落ちの良さがはっきり体感できます Tuningの効果については、慣らし完了後にまた書きたいと思います。
遅くなりましたが、正月休みでOH後3000kmの走行となりました。
オーバーホール・フルバランス取り
同時に交換したクラッチの軽量フライホイールも貢献しているのでしょうが、
とにかく回転が軽いです。セル始動時も、キュキュキュッ、ボン、と軽い。
そして回転落ちも速い。 これは、エンジンブレーキの利きがよくなるというメリットがあります。 街中はさておき、サーキット・スポーツ走行においてはかなりプラスです。
これは予想していなかったのですが、ブーストの掛かりがとてもよくなりました。
ノーマルタービンの場合、EVCをOFFにすると0.65k、
K1-380Vに交換後は0.7〜0.8K位だったのですが、
慣らしがてら走ったえびす西コースで、1.1kまで掛かってしまい、慌ててEVCをOnにし、
0.9kにブーストを抑える、ようなことがありました。
もちろん、加速中のブーストの掛かりも良好です。
ただし、これはブロー前1年間のエンジンとの比較になりますが。
前後左右の4つ、全て交換しました。これはもう振動がはっきり言って、凄いです。
でもすぐに慣れてしまいますので、交換を検討している方は安心してください(!)
装着すると、エンジン、排気管、全体が少し上側に持ちあがります。
マウントのたわみが減るから、当然ですね。
マフラーのクリアランスが厳しい車は、装着後点検されたほうがよいでしょう。
TWO号の場合、リアデフのマウントも交換していたので、相乗効果(?)として、 センターデフあたりでも接触しているようで、アクセルOFFすると、ビリビリときます。
マイナス面だけ書いても意味ないですね。 揺れが大きい横置きエンジン、効果は大きいです。 アクセルに対する反応がリニアになります。 特に、コーナーの中で、ぐっと踏んで加速していくような局面では、 レスポンスの向上が体感できました。
街乗りの快適性をある程度犠牲にできる方なら、 ついでの時には交換をお勧めしますね。
HPもリンクしているBASHIさんの紹介で入手できた、スペシャルパーツです。 なんでも無理を言って10個だけ製作してもらったとか。重量は、ノーマルの2kg以上に比べて800gと、約1/3の軽量! 早速取りつけです。
効果はテキメンです。特に高いギアでの反応がよくなりました。これでTwo号もハイレスポンスカー♪
Two号の場合、軽量フライホイール+バランス取りを既に施しているのですが、これがノーマルの車だと、
さらに効果は体感できるようです。
パワーよりもこういったチューンの方が、サーキットによっては、タイムに結びついたりします。あなどれませんね。
さて問題です。H6年式のこのパーツは、誰の車でしょう・・・?
ようやくエンジンがばらされました。鍛造ピストンは、1,2,3番とも、頭が丸くなっていました。
シリンダー内にもかじり傷、ヒートスポットらしき跡が若干あり。
手でピストンを押すとカタカタ動く(コンマ数ミリくらいのガタ)。
それよりかなりの量のカーボンが溜まっていました。
ヘッド側をみると、2番3番が、やはり燃料薄めなのが判ります。熱は1番が厳しかったようです。
開けてみたところ、やっぱり。