筑波2000 ベストラップ分析

2006年の4秒台のラップと、2007年の5秒台のラップを、オンボード映像にて比較してみました。
区間タイムは、動画編集ソフトのカウンターなので、0.1秒単位と粗いですが、比較検討材料には十分です。


2006/02
2007/02
1'04.939区間タイム1'05.701
BestLap
スタート
0.0 0.0
1コーナー
アプローチ

広告が、
ADVAN->YOKOHAMA
に変わってますね。
5.0 5.3
+0.3
(1)
1コーナー
立ち上がり
5.2 5.2
1ヘア
立ち上がり
14.2 14.2
DUNLOPコーナー
クリップ付近
4.8 5.0
+0.2
(2)
80R出口
右一杯

車の向き、即ち
ラインが微妙に
ずれています。
6.4 6.4
2ヘア
立ち上がり

5秒7の方は、
ステアリングの
舵角が大きい・・
7.6 7.8
+0.2
(3)
裏ストレート
50m看板付近
10.4 10.5
+0.1
(4)
コントロールライン 11.2 11.2

1'04.81'05.6
考察
  1. 1コーナーアプローチまでの区間で0.3秒もの差。 これは、前の周回の最終コーナー立ち上がり速度の違いと考えられます。
  2. 1ヘアからDUNLOPまでの区間で+0.2秒。1ヘアの立ち上がりのスムースさに欠けていると考えます。
  3. 80Rから2ヘアまでの区間、+0.2秒。スピン後遺症なのか、 新しいセッティングが、高速コーナーでアンダーステア気味なためか、 この区間でタイムロスしていました。
  4. 裏ストレートで+0.1秒。これは誤差範囲内でしょう。
映像を観ると、07年02月当日は、最終コーナー立ち上がりの左の縁石を、 一杯に使いきれていないラップばかりでした(反省)。
最終コーナーの区間は、動画上の計測タイムでは11.2秒と同じになっていますが、 実際はこの前の周回が、この区間で0.1秒以上の差があったと推測されます。 これがホームストレートの終速の差となったのでしょう。非常にもったいないことをしました。

また、インフィールド区間の差も、予想以上でした。
タイムアップは、各コーナー、0.1秒ずつ短縮の積み重ねと、集中した走りが欠かせないこと、改めて痛感しました。

オンボード映像はこちら。
2006/02:1'04.939
2007/02:1'05.701


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