Celica ST205 Tuning:
ブレーキ

greenProject μ HC TITAN Kai
ブレーキパッドは、最初はENDLESS type CCMを使っていましたが、 1年半位でフロントがなくなったので、仲間内で評判が1番よかった HC TITAN Kaiに変えてみました。
ST205は、ノーマルでもかなり強力なブレーキを持っていますが、 CCMやTITAN Kaiは、適合温度が800度迄と、重量級のST205にはぴったりで、 サーキットへ行くのなら安心が買えます。
 cノーマル
さすが4ポッド。150km/hからのフルブレーキでもしっかり止まってくれます。
 ctype CCM
踏んだ瞬間、ドンと効いてくれます。ハードブレーキング向きなのでしょうか。 CCMとは、セラミック・カーボン・メタルの頭文字で、かなり鳴き、 ローターへの攻撃性も高いです。 私もローター研磨を1度しました。ですが、欧州では、 ローターは消耗品と認識されているそうです。日本はまだまだですね。
 cHC TITAN Kai
CCMよりも、グッと踏んでからしっかり効いてくれるような、 効き味です。CCMから変更すると、最初はちょっと物足りないように感じましたが、 じつはかなりコントローラブルなようです。
使っていると、ローター側にチタン皮膜が形成され、より噛むようになる、 という理論の元に作られているとか。 しかし、ST205のブレーキって、ノーマルでもかなり鳴きますよね・・・ バック時などは100%キーキーと。

greenロータースリット加工
ブレーキパッドをCCMに変えて何度目かのサーキット走行会の帰り、 高速道でのブレーキングで、激しいジャダー(振動)が出てしまいました。 ブレーキローターが磨耗したようです。
こうなると、ローターを新品に交換するか、研磨することになりますが、 今回は研磨と、スリット加工をお願いすることにしました。 加工賃は、研磨&スリット加工で1枚10,000円でした。 TRDのスリット入りローターを買うのと、あまり値段が変わらないのはご愛嬌。
スリットの効果としては、常にパットの表面が削られ、 劣化していない面でローターを抑えるということです。
当然、パッドの減りも、早くなります。
かなりわかりにくいですが・・
ハブ部分は、ゴールドの錆止めを施してくれ、感動しました。 が、あっという間に真っ黒になり、ちょっと残念。
BreakRoter
2002.3 クラックの為、TRD製に交換。

greenフロントローター・TRD
那須走行会でクラックが入ったフロントローター。 街乗りならともかく、サーキット走行する以上、即交換です。 TRD製(1枚15,000円)をオーダーしました。 スリットは4本でした。物自体は(多分)純正品で、 もしかしたら焼き入れされているかも…しれないですが、詳細は不明です。
TRD

ところで、下の写真は左フロントなのですが、右よりも磨耗が激しく、しかもかなり内側が減っていました(スリットを見れば判ると思います)。
右廻りのサーキットが多いので、左に負荷が掛かっているのは判りますが、偏磨耗しているのはもしかしたらキャリパーが開いてるのかもしれません。 そろそろ交換…相次ぐ出費に頭が痛いです。

すりへってる。


greenキャリパー交換
ローターを交換しエア抜きしてのぞんだえびす西ですが、ブレーキが全然もう甘くて、 大変辛い思いをしました。高速S字では飛び出しそうになるし。
で、思いきってキャリパーを新品に交換です。205の純正キャリパーは、1個27,000でした。 なんとリアも同じ値段だし、202とは2000円位しか違わないという、とても謎な価格設定でした。
ブレンボなどの高級品は一切検討しませんでした。サーキットを走り始めたころの、 効きの良さが戻ればそれで充分だとの考えです。というよりコスト的にね…

新しいキャリパー
新品と色を比較。酷使した為、真っ赤に焼けてますな
交換後のフィーリングですが、街中走行でも、奥まで強く踏みこんだ時のカチっと感が、蘇ったように感じます。サーキット走行ではさらに違うでしょう。
ブレーキだけは、お金をけちらずに、しっかりメンテして、安全に楽しくサーキットを走りたいものですね。

greenC-ONEブレーキホース
フィッティング部分にもステンレスを採用した、オールステンレス仕様ブレーキホースを奢っています。 ダイレクト感の向上は実感できました。
長く乗るつもりなら、劣化が気になる純正ホースから交換しておくのも、安心を買うという意味でお勧めです。

パッドをProjectμ 777Racing新品に交換したついでに、記念撮影

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