APEX'i UCHIDAさんがDynaPackを導入したので、早速PowerFCの緻密なSettingをお願いしました。
1.暫定セッティング
273ps/5995rpm(シャシダイ換算310ps)、36kg・m/4162rpm
気温24度、湿度60%
いまひとつの結果に、私もUCHIDAさんも不満足。色々調べてもらうと、ブーストが
2.最終セッティング
273.3ps/6052rpm(シャシダイ換算310ps)、36.7kg・m/3979rpm
気温21度、湿度36%(気象庁のHPより)
赤がブースト1.3k、緑が0.9kでの計測です。
ピーク値は残念ながら殆ど変化がありませんでした。しかし、ブーストは安定しました。
サクションとEXマニを換えた事で、吸気音、排気音も若干変わりました。
グラフの赤線は1.3k、緑線は0.9kです。右側のパワーグラフの、途中まであるその差が、高回転では消えてしまうことに注目。
ブーストアップしても純正の水冷ICの容量が、このあたりで一杯になるようです。
また、HKSのアタックカウンターも導入したので、6500rpmシフトアップと7000rpmシフトアップでのタイムの違いなど、
次回トライしてみるつもりです。多分6500rpmUpの方がよさげですが・・
結論
205の場合、純正タービンのブーストUpでは事足りるが、タービン交換した場合は純正の水冷ICの容量が不足し、
300ps+前後が限界となる。
パワー指向の方は、タービン交換と前置きICはセットで考える必要があることが、実証されました。
さて、私の205は・・・どうなることでしょうね。
4000〜5000rpmの谷間は3S-GTEの場合なかなか消せないようで相変わらずですが、
なんといっても、Highブーストの高回転でのタレが無くなりました。
2.のグラフと比較するとよく判ります。
実走でのファーストインプレッションとしては、上の伸びはもう別物になりました。データとしては吸気温度が街乗りでも40度を超えることがありませんでした。「吸気温度は1度下がると1馬力Up」とも聞いたことがありますが、効果絶大ですね。純正水冷ICの時は、この時期(2月)でも、50度60度当たり前、夏場は70度なんていうものでしたから。
もっと早く前置きにしておけばよかった・・・
3.前置き化の効果 2006.02
291.2ps@6138rpm、38.9kg/m@4050rpm
気温8.7度、湿度42%(気象庁のHPより)
TENCHOUさんによると、ピークパワー付近の燃料はもう少し絞ると、実際300psの大台にのったが、マージンを取ってリッチにしているとのことです。
ブーストも安定して掛かっています。